KANJANI ∞ IS THE CAMPION

 

 

睡眠時間もままならない程の日常から少し離れて

この三連休を京都で過ごした私は

 

帰り道の新幹線の中で、

昨日の関ジャムのセッションを観た。

 

 

忙し過ぎる毎日に飲まれ気味な私は

電車の中でも仕事をしていたりするくらいで

正直 最近彼らの情報が追い切れていない。

 

だから 昨日の関ジャムはQUEEN特集で、

セッションではQUEENの名曲を披露する。

…私が得ていた情報は正直こんなもんだ。

 

同じ理由でTwitterを開く機会もめっきり減ったから

誰の感想も 誰のツイートもまだ見ていない。

 

 

 

だからこそ

 

 

誰の意見にも触れることなく

自分の五感だけで掴んだこの気持ちを

 

いま、大切に、書き留めたい。

 

 

 

 

(前置き長え)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…控えめに言って 関ジャニ∞

世界の、伝説のチャンピオンだ と思った。

 

 

 

セッション直前まで 音程を確認する亮ちゃん

そんな姿は一切見せず余裕の表情で構える章ちゃん

 

 

… スタンバイからも見て取れる程に

 

真逆なようで、

でもどこか通ずるものがあるこの2人が

 

 

私は大好きだ。

 

 

 

 

 

I was born to love you

With every single beat of my heart


Yes, I was born to take care of you
Every single day of my life

 

 

 

 

君を愛するために生まれてきた

胸の鼓動の、1つ1つのその度に

 

君を大切にするために生まれてきた

僕の人生の

紆余曲折ある1日1日の、その全てをかけて

 

 

 

 

(…私の解釈による訳ではあるけれど)

 

 

 

 

歌割りを決めたのは誰だろうか

 

 

シンプルにかっこよくて 少しキザな錦戸亮

刻み込むように毎日を生きている安田章大

 

 

逆ならしっくりこなかったかも知れないと思う程に

それぞれの生き方に合った、歌割りだと思った。

 

 

 

2人のパートに移ったかと思えば

2人の声がまるで1つのように聞こえて

 

彼らが必死に培ってきた確かなものを感じる

 

 

かと思えば最後の

to take care of you でズラしてくる亮ちゃん

 

この不安定で、でも絶妙な

2人のバランスの取り方が 私は大好きだ。

 

 

 

I WAS BORN TO LOVE YOU

が終わった時にふと思い出したのは、

 

 

2016年12月25日放送のビートルズ

 

 

当時演奏前の気持ちを

「不安でしょうがなかった」

と表現した亮ちゃんが

 

 

同じように

世界的に有名な曲を演奏する立場に

再び立ったにも関わらず

 

 

今回のセッション前は

「臆することなく、一生懸命やるだけ」

と言い切ったことに

 

 

この2年ちょっとの間で

彼が培ってきたものへの絶大なる信頼と

 

 

…その時 隣にいた彼に

 

"ジョンとポールとまではいかないけど"

と表現した程の存在である

今はもう隣にいない彼に

 

 

"これからの関ジャニ∞は僕が引っ張っていく"

と伝えた錦戸亮の覚悟に

 

 

胸が熱くなって、どうしようもなかった。

 

 

 

そして始まった

WE ARE THE CAMPIONS

 

 

すばるくんと亮ちゃん

 

2人のメインボーカルに合わせて

それぞれに合ったハモり方を練習してきた章ちゃん

 

 

頭をよぎったのは

 

もう使うことのないであろう

すばるくんの歌い方に合わせた彼の歌声

 

…そんな寂しさに浸る暇も与えない程に

安田章大の歌声は圧巻だった。

 

 

もう何年も彼の歌声を聴いてきたし、

 

きっとそれは私が他のメンバーの誰よりも

集中して聴いてきたはずの歌声であったはずなのに

 

 

まだ彼は

こんな引き出しを持っていたのかと思った。

 

 

専門的なことは何1つ分からないけれど

彼の歌声が揺れるのと同時に

自分の心も揺さぶられている気がした。

 

 

自分の表現を前面に押し出して歌うその姿に

 

彼は彼で、

新しい関ジャニ∞にそして 関ジャニ∞の在り方に

 

覚悟を持って向き合っていることを実感する。

 

 

 

 

そんな中彼らは歌う

 

 

 

" We are the champions - my friends "

 

 

 

互いに、確かめ合うように

 

 

 

 

 

" And we'll keep on fighting till the end "

 

 

"その時" まで 戦い続けようと

 

 

 

 

 

" No time for losers "

 

…本来ならば

敗者に構っている時間などない

 

が 適切だろうと思うけれど

 

 

 

過去は過去で

いまの僕たちは別れの寂しさに浸る気もない

 

…と、

そんな風に解釈しても良いような気がした。

 

 

" We are the campions "

 

 

確かめるように、噛み締めるように

何度も彼らはそう歌う

 

 

 

錦戸亮安田章大

2人の描く新しい未来が 少しだけ見えた気がした

 

 

関ジャニ∞は最高で最強

それだけ信じてついて行けば良い気がした

 

 

 

 

'Cause we are the champions
 - of the world 

 

だって彼らは

世界の 伝説の チャンピオンなのだから

 

 

 

 

 

 

気がつけば私は泣いていて

 

暗くなった携帯の画面には

私の目から流れた涙が落ちていた。

 

 

私は過去に日本人の歌う英詞の歌をこれほどまでに

歌詞を噛み締めながら聴けたことなどなかった。

 

その意味の深さと歌声に感動して

素直に涙を流したことなどなかった。

 

 

観終わった私の心はどこか清々しくて、

 

きっとそれは最後に映った村上さんの微笑みと

通ずるものがあるのではないかと思った。

 

 

 

 

 

 

少しずつ、馴染みのある景色が流れ始める

 

 

この新幹線はもうすぐ東京、

私の頭はきっと少しずつ明日の仕事のことへ

心も現実に戻ることだろう。

 

 

 

この三連休の間、

東京では雪が降っていたらしい。

 

立ち止まったり 自分を見直したり

将来のことを考える余裕もないような日々だけれど

 

私も明日からまた頑張ろう。

この雪をも溶かすほどの、熱い心を持って。

 

 

 

 

そう思わせてくれた関ジャニ∞に、ありがとう。