拝啓 渋谷すばる様

 

すばるくんが関ジャニ∞のメンバーとして最後に出演した、2018年7月8日の関ジャム生放送から 約半年が経とうとしています。あの日あなたが最後に叫んでくれた " eighter " の言葉は、少しも薄れることなく今も私の脳裏にこびりついています。 

 

 

何をしたらいいのかも何をしたいのかも分からなくて、この先の人生に価値なんて感じなくて なんで生きているのかも分からないような私の毎日に飛び込んできたのがあなたの作った曲でした。初解禁の夜 ラジオを聴きながら泣きました。

 

アイデンティティを捨ててみんな同じ格好をして、20年やそこら生きたくらいじゃ分からないくせに「自分はこんな人間です」だなんて用意したセリフを飄々と述べて、選んでいるのか選ばれているのかも分からなくなるような 就活の渦の中、 "戦う事 恐れず心からぶつかれば その先で 花は咲くだろう" と、自らをも鼓舞するようなその歌詞で 私の背中を押してくれたのは、電車の中で聴いたあなたの声でした。

 

 

生きろと言ってくれたのは

すばるくんでした。

 

私にとってのあなたは救世主、

命の恩人です。

 

 

あなたの声が聴きたくなって

笑顔が見たくなって

独特な言葉選びに変な気持ちになったり

しょうもない下ネタに笑いたくなって

 

寂しくて泣いてしまう日も

まだ少なくはないけれど

 

この長い歴史の中の短い人生で 広いこの星にある小さな国で ほんの数年、私とあなたの人生が混じり合って 並走出来た奇跡に感謝したい。

 

嘘か真かも分からぬような目撃情報を目にするたびに 未だに心が揺れてしまうけれど、今あなたがどこにいて 誰といて 何をしていたとしても 楽しくて健康なだけじゃない、辛くて悔しくて だけど楽しくて …ってそんなことばかりの毎日を過ごしていて欲しい。

 

自ら作り出した孤独の中でもがいて、苦しんで、時には涙して。信じられるのも頼れるのも自分自身だけ、…だけどそんな自分さえ信じきれずに葛藤して。それでも捨てきれない夢や情熱にまた自らのハートを燃やし続けて。

 

どうかそんな風に 毎日を過ごしていて欲しいし これからも過ごしていって欲しい。

 

これが私からすばるくんへの最後の願い、星の数ほどいるあなたのファンのうちのたった1人が送る、最後のファンレターです。

 

どんな時でも喜怒哀楽の全方位を 全力で駆け抜けるあなたの姿が、私は大好きだから。

 

 

 

あなたを生きて

 

 

敬具

 

 

 

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