俺節 つづき

 

 

 

 気持ちがいつまで経ってもみれん横丁から帰ってこないし、語彙力はやっぱりまだ赤坂ACTに置いてきたまんまだ。

 

 

 

日付は変わってしまいましたが 寝るまでが今日だ!と 面白いお友達が言っていたので、(笑)

私も千穐楽を迎えた今日のうちに もう少しだけ俺節の話を。

 

 

 

 

心に残っていて 書き留めておきたい所を、少しだけ。

 

 

レパートリーに入っているだけではまだ楽譜、口にしてもまだそれは音、それが人の耳 心に届く まだ歌じゃない。時間が経って日々の暮らしの中で打ちのめされた時にふと頭に あの時発したメロディーが思い浮かぶ そこで初めて歌になる。

 

 

完全にうろ覚えだけど

そんな感じの台詞

 

 

心に残っている場面のひとつ。

 

 

 

 

この後にテレサ

コージの歌がいつもいつもいつも頭の中流れていた

と発言する

 

私的にはこれが1番グッときた

 

 

 

 

コージの想いは 歌 としてちゃんとテレサに届いていたんだね。(´;ω;`)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして初日かなんかのインタビューであったシャーロットさんの

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この部分が大好きで。

舞台を観る前も、「一緒に失敗しよう」

 って素敵な言葉だなと思ったんだけど 観劇中私はもう1つの意味に気付いて。

 

 

 

 

 

コージと恋愛したって どのみち無理な2人なんだと言われたテレサが「私も失敗したいです。今まで家族のこともお金のことも、失敗出来ないことばかりでした。私は、失敗がしたい。」と言うのです〜(´;ω;`)

 

失敗してもいい 人生でそう思えたこと何回あっただろう。私には数えるほどしかないし、それも本気になれて 全力を出し切れたと思えた時だけだ。そんな時に 失敗してもいい と言われただけでも嬉しいのに、自分により添い 一緒に失敗しようと言ってくれる人に出会えた時の気持ちって …と、考えただけで私は恋に落ちます(単純)

舞台に絡めて相手を励ますなんて なんて粋なんだ。意味わからない。

 

 

 

 

 

 

と、前回の記事も既にネタバレっぽかったんだけど この辺あまりにもネタバレだったので公開を待ちました。

 

 

 

私が個人的最終日に聴いた俺節

今までの人生で聴いてきたどの歌声よりもまっすぐ心に突き刺さって、私とコージを一直線に結ぶように 周りの人とか他の情報が全部世界から遮断されて "私のために歌ってくれている" と本気で思ってしまった。

観た角度のせいか 雨の水量のせいか はたまた私がドライアイなせいか それとも彼の持つパワーのおかげで本当にそういう世界が生まれていたのかは今も分からない。でも私にはそう見えた。それだけで充分だ。きっと 一生忘れない。

 

 

俺節を生み出した土田世紀さん

ありがとう

舞台を生み出し 素晴らしい人達をキャスティングしてくれた 福原充則さん

ありがとう

自らと海鹿耕治の命を削って 舞台を届けてくれた安田章大さん

ありがとう

多忙の中 舞台と座長を支えたキャスト・スタッフの皆さん

ありがとう

 

 

 

 

俺節、大好きだ

 

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